パパ、株やめるってよ

30歳で株を初めたはいいが損ばかり。そんな株の失敗例をつづっていきます。この失敗が誰かの役に立つ日を信じて。

投資顧問を使ってみて、感想

投資顧問とは

 

投資顧問業者(とうしこもんぎょうしゃ)は、顧客に対して有価証券やデリバティブ取引への投資について助言し、または投資一任を受けて、対価を得る企業。

簡単に言えばお金を払えば、値上がりしそうな個別銘柄を教えてくれるところです。なんだか、お金持ちしかつかっていなさそうなイメージですが、今はインターネットが普及しているので、誰でも登録さえすれば簡単に利用できます。また、ほとんどのところが無料で個別銘柄を教えてくれます。


メリット

  • 安心感

プロにお任せしているので、自分より断然、情報量が違うし分析力に長けているという安心感がります。個人ではつかめないなにか特別な情報を持っているのではないかという期待感もあります。

  • 時間にゆとりができる

個別銘柄を選ぶ時間がなくなるので時間にもゆとりがでます。自分一人で選ぶとなる結構な時間を費やします。選ぶ時間を別の事に充てることもできるので効率がよい。

  • 経験がつめる

プロはこういう場面でこの銘柄を購入するんだとか、このタイミングで購入してこのタイミングで利益確定させるんだとかそういったことが掴めてきます。

デメリット

  • お金がかかる

やはり個別銘柄を教えてもらうにはお金が必要です。

安いところで3万円~30万円ぐらいするようなものもあります。これは期間で契約するものだったり、一つの銘柄をピンポイントで教えてくれるように、そのプランによって異なります。

一つの銘柄だけで十分という方は、1銘柄を紹介してくれるプランを選び、それに応じた費用が発生します。この一つの銘柄については購入してから売却するまで問い合わせ等の面倒を見てくれます。

  • 損切もありえる

プロの投資家が負けることもあるように投資顧問を負けることがあります。なので当然、損切するケースも出てきます。

では利益を出すことができずに損切をしたときはどうなるかというと、ほとんどの投資顧問は、代わりの銘柄を教えてくれます。

代わりの銘柄で利益を出せたとしても、最初の銘柄で損切をしたらトータルでどうなんだろう・・・という疑問はありますが・・・

  • ノウハウを教えてくれるところではない

投資顧問はプランで購入した銘柄に対して質問すれば返事をくれるようなイメージです。ただ、つきっきりで家庭教師のように向こうから『ここではこういう風にするんだよ~』とか『この状況では今後こうしていくのがセオリーだよ~』とか戦術や投資技術を教えてくるところではありません。ですのでそういった技術面は向上しないです。


選んだ投資顧問業者

私が使ってみた投資顧問業者は2つでした。

株エヴァンジェリスト - KABUEVANGELIST

新生ジャパン投資

上記の2つを使ってみました。

両方とも無料の登録、情報を使っていました。

選んだ理由としては、たくさんの投資顧問の中で口コミがそこまで悪くなかったからです。

(投資顧問業者の口コミをみるとほとんどが悪く書いているか、ほめたたえているかの両極端でした)

個人的には書き込みの良い方はサクラなのでは・・・と疑ってしまうところです。

使ってみた感想

両方の投資顧問に共通することですが、結果としてダメでした。。。

すべてがダメというわけではありませんが、結果として損益はマイナスとなってしまいました。

私の場合は無料の銘柄だったということもあると思いますが、無料とはいえ結果を出せなようなところを有料で利用したいとは思いませんでした。

また、株価が急落してしまったときに相談等の問い合わせもできるですが、私自身が初心者のため説明されている内容があまり理解できませんでした。

継続して保有し続けるにしても自分で選んでだ銘柄ではないので、継続保有して利益がでるのか確証が持てませんでした。

なので、保有株に自信が持てず、急落すると所有しているだけとても不安になり、すぐに売却してしまいました。

さらに、自分で調べたりして銘柄選びをするわけでもなく、尚且つ、株価購入と売却の目安まで提示してくれるので自分自身のスキルは上がっていきません。(こういう場面ではこの株価の範囲で売買を行うんだという指標にはできるかもしれません。)

以上のような理由で私には投資顧問業者というのは合いませんでした。

もしこれが、高い年収の方で株には興味があるが時間がないなんていう人にはむいているのかなとは思いました。(実際、私も資金があればお願いしたいという気持ちはありました)

ただ、ランニングコストで考えれば、その時単発で終わる利益より最初はマイナスでも自力でやっていくことで力がついていくし、マネジメントしていけることは自信につながっていくと考えています。

まとめ
  • 初心者でお金に余裕がある人は試す価値がある
  • ホームページや広告メールに書いてあるようなうまい話しだけではなく損切も十分にあり得るということ。
  • 今後、自分で株を運用していきたい、技術を身に付けたいという人にはむいていない

興味のある人は一度は試してみるのもいいかもしれません。あくまで無料を試してみてホントに良いと思えたときだけですが。。

 

 

移動平均線乖離率、そして失敗

移動平均線乖離率とは

株価が最近のトレンドとどのくらい離れてるのか?を数値化したものです。

株式投資の初心者である私でも存在は知っていました。しかし、私の投資スタイルは中長期投資と決めていたため、あまり移動平均線乖離率というものを気にしていませんでした。

移動平均線乖離率を気にせず、実際に個別株を購入。すると、購入後に株価が急落してしまいました。

自分のお金が数字として目に見えて減っていくのはとてもつらいです。また、胃がキリキリする日々が続きました。気が散って仕事にも集中できなかったりすることもありました。

そんな経験を繰り返さないためにも自身の失敗事例を載せたいと思います。


失敗事例

【2374】セントケアホールディング

上記の図の位置で購入しました。

平成29年11月 購入株価 約1,000円(300株)

平成30年1月  現在株価 約800円(300株)

評価額 30万円⇒24万円

なんとこの短期間で約6万円のマイナス(-15%)

個人投資家にとってこの金額、下げ率は大きかったです。

中長期的にはみているものの、実際、こうしてマイナス評価が続くと気持ち的につらいものがあります。

中長期で保有するつもりとはいえ、どうせ株を購入するなら値上がりした状態で保有したいものです。


購入のタイミング

株価は移動平均線から大きく離れたら「上げどまる」「下げどまる」という規則あるようです。ある程度の銘柄はこの規則に従って動いています。

「株は上がりすぎれば下がり、下がりすぎれば上がる」という考え方からきています。

しかし、実際に初心者がそのチャートを把握し、ベストのタイミングで買うことができるかというと、答えはNOです。

たくさんの経験と知識をみにつけないといけません。

では、初心者が買うタイミングはどのようなタイミングなのでしょうか?

私が注目していた銘柄がとても分かりやすく値上がりしていたので例に挙げてみました。

上記の〇印のところのように株価が移動平均線に乗っている、もしくは近い位置で買うことで値下がりのリスクを軽減することができます。

最大の利益を得るには最善の策ではないかもしれませんが、中長期投資の目的であればこの先の長い時間の中で考えれば無難なところだと思います。

また、購入直後の値下がりの不安も払拭できるという意味では妥当なところだと考えています。

平成30年1月 運用実績

平成30年1月 株運用実績

購入理由

【2374】セントケア・ホールディング  平成29年11月 購入

  1. 売上高、純利益、一株益が順調に伸びている
  2. 株式分割を行い活気がある
  3. H30年4月からの診療報酬改定で財源が医療から介護(訪問介護)へシフトしていくことが予想される。それに伴い、セントケアホールディングは訪問看護に力を入れており施設も増加。さらなる収益が見込まれると考えた。

主に上記の理由で購入を決めました。

がしかし・・・・

画像の実績を見ればわかる通り、15%以上のマイナスです・・・

購入した時は売上高などの数字や文字しか見ていなかったのですが実は購入するにもタイミングがあったようです。

そんなのは当たり前と言われてしまいそうですが、株式投資を初めて1年足らず。まだまだ分からないことが多々あります。

悔しかったので理由を自分なりに調べてみました。結果、理由としては移動平均線剥離率が関係していたようです。

詳しくは別の記事で紹介しています。

移動平均線剥離率を気にしないで購入、そして失敗

とりあえずはもう少し様子をみようかとは考えています。しかし、購入後に急落してからは株価に変化が見られず、上がる様子もありません。もしこのまま変化がなければ売却を考えます。とりあえず、平成30年4月の診療報酬改定までは待ってみようかと思います。


【3197】すかいらーく  平成29年12月 購入

  1. 売上高が順調に伸びている
  2. 飲食業界は必ず生活していれば利用する。その点で、手堅い業種である。
  3. 一番は株主優待です!株主優待を含めた配当利回りは3%を超えています。

なにより配当利回り株主優待)に惹かれて購入。

私は地方在住のため、他の個別株で利回りの良い株主優待があっても使えるお店がないのです(もしくは限られている)・・・

その点、すかいらーくは地方にも多々進出しており、私の家の近くにもあります。これは私にとって、とても大きな購入理由でした。まだ、私の子供も小さく、遠くに外食などなかなかする機会がありませんでしたが、すかいらーくは家の近くにあり、ちょくちょく利用しています。こういったことは今後の株保有の判断材料にもなり、わかりやすくで良いと考えました。

今後も株主優待目的で中長期で保有をしていきたいです。もし、株価が下がるようなことがればは、追加購入していきたいです。300株以上保有でさらにお得にもなるため、300株保有を目指したいです。


【9902】日伝  平成29年11月 購入

これは、購入に特に理由はありませんでした・・・

なぜ、この株を購入したかというと、株について助言をしてくれる“投資顧問”といものがあります。(オススメ株を紹介してくれたり、売り買いのアドバイスをくれたりしてくれる人たちです)インターネットで無料で利用できるところもあり手軽に利用できるところでした。最近はある程度の範囲までは無料で利用できるところが多いようです。

投資初心者だった私は早く利益が欲しくて藁にもすがる思いでそちらを利用しました。

これが間違いだったのか・・・??

結果としてとくにこれといった利益がでることもなく、だらだら保有しています。

投資顧問については私が利用した無料の投資顧問についても、利用した感想などを別の記事で紹介しています。

無料で投資顧問を利用してみました。その結果・・・

とりあえずはマイナスにならないようなところで売却を考えています。


まとめ

今回、初めて運用実績を載せました。すべての個別銘柄がマイナス評価というとても恥ずかしい結果になりました。

私の気持ちとしてはすべての保有株を売却し、リセットした状態で記事にしたかったのですが、あえて失敗した事例として、これを見てくれている方、また自分のためにも掲載しました。

今後、同じような失敗を繰り返さないためにも続けて運用実績を定期的に更新していきます。よろしくお願いします!!