移動平均線乖離率、そして失敗
移動平均線乖離率とは
株価が最近のトレンドとどのくらい離れてるのか?を数値化したものです。
株式投資の初心者である私でも存在は知っていました。しかし、私の投資スタイルは中長期投資と決めていたため、あまり移動平均線乖離率というものを気にしていませんでした。
移動平均線乖離率を気にせず、実際に個別株を購入。すると、購入後に株価が急落してしまいました。
自分のお金が数字として目に見えて減っていくのはとてもつらいです。また、胃がキリキリする日々が続きました。気が散って仕事にも集中できなかったりすることもありました。
そんな経験を繰り返さないためにも自身の失敗事例を載せたいと思います。
失敗事例
【2374】セントケアホールディング
上記の図の位置で購入しました。
平成29年11月 購入株価 約1,000円(300株)
平成30年1月 現在株価 約800円(300株)
評価額 30万円⇒24万円
なんとこの短期間で約6万円のマイナス(-15%)
個人投資家にとってこの金額、下げ率は大きかったです。
中長期的にはみているものの、実際、こうしてマイナス評価が続くと気持ち的につらいものがあります。
中長期で保有するつもりとはいえ、どうせ株を購入するなら値上がりした状態で保有したいものです。
購入のタイミング
株価は移動平均線から大きく離れたら「上げどまる」「下げどまる」という規則あるようです。ある程度の銘柄はこの規則に従って動いています。
「株は上がりすぎれば下がり、下がりすぎれば上がる」という考え方からきています。
しかし、実際に初心者がそのチャートを把握し、ベストのタイミングで買うことができるかというと、答えはNOです。
たくさんの経験と知識をみにつけないといけません。
では、初心者が買うタイミングはどのようなタイミングなのでしょうか?
私が注目していた銘柄がとても分かりやすく値上がりしていたので例に挙げてみました。
上記の〇印のところのように株価が移動平均線に乗っている、もしくは近い位置で買うことで値下がりのリスクを軽減することができます。
最大の利益を得るには最善の策ではないかもしれませんが、中長期投資の目的であればこの先の長い時間の中で考えれば無難なところだと思います。
また、購入直後の値下がりの不安も払拭できるという意味では妥当なところだと考えています。